PCB含有安定器

先月、我が家にも、PCB含有安定器掘り起こし調査なる封書が、送られてきました。
送り主は、株式会社ゼンリン浜松営業所。

大家さんからもお問合せが何件かありましたので、私が調べたことを覚書。

PCBとは、ポリ塩化ビフェニルのことで、かつてカネミ油症事件の原因になった有害物質だそうです。
1963年頃から1969年にかけて、カネミ倉庫株式会社で作られた食用油にこのPCBが含まれていて、加熱によりダイオキシンに変化したものを摂取した人々に、色素沈着や肝機能障害、手足のしびれ、頭痛などの症状を引き起こしたとされています。

昭和52年4月以降はこのPCB含有安定器は流通していないので、昭和52年3月以前に建てられた建物の所有者にこの調査票が送られているそうです。
家庭用の照明には使われていないので、、我が家の所有する古い建物は、居住用なので大丈夫なようです。
アパートの共有部分や事務所、倉庫、工場、店舗、などの蛍光灯水銀灯に使われている可能性があるということです。

送られてきた書類に、確認の仕方などは書かれていましたが、
高いところに付けられていることも(照明なので)多く、個人で難しい場合は電気工事業者さんにお願いします。
昨日、喜多不動産からは1件お願いいたしました。

電気工事業者さんによると、建物が昭和52年以前だと、照明器具は既に故障などで交換されている物が多く、残っているものは少ないとのことですが…
PCB特別措置法なるものがあって、2021年3月末までに処分しなくてはならず、それ以降保有していると
「3年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金、又はその両方がが科せられることがあります」
だそうですよ。
PCB含有安定器

詳しくは、浜松市のホームページに載っています→ここ

これにまつわる詐欺の注意喚起もされていますね。


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